反応に困るこだわり

晩ごはんを食べてテレビを観ながらMさんとまったりしていると。

煙草に火をつけたあと、Mさんがしきりに使い捨てライターで火をつけようとしています。

でも、やすり式というらしいその元祖の使い捨てライターは、がりがりと音を立ててはいますが、何度かに1回くらいしか火が付きません。

「これさ。ガスはまだ入ってるんだよね。でも、なんか付きが悪くてさー」

「石がすり減ってるか、がりがりまわるとこの滑りが悪いんじゃない?」

私はすぐに考え付く原因を言ってみたのですが。

「石も減ってないし、回りも悪くない」

Mさんは私の目の前でライターの金の部分を取り外して、その状態で何やら確認しています。

「じゃ、それ以外のどこかがなんか悪いんじゃないの?」

「悪いところが見当たらないからなんか気持ち悪いんだよなぁ」

といわれても。私は使い捨てライターの専門家ではないですし。

Mさんがわからないものが私にわかるわけありません。

原因はともかく。そのライターの火が付きにくいということは事実なわけで。

「寿命なんじゃないの?」

「・・・」

Mさんは何か言いたげではあるのですが。

しばらく黙ってライターをこすっています。

私もこれ以上どう反応したらいいかわからないので、黙ったままでいると。

「原因がわからなくて、火が付きづらいのが嫌なの」

Mさんの口調は少しだけだだをこねる子供のようになっています。

心情的に共感をしてほしかったということなのでしょうか。

とはいっても、言い方が悪いかもしれないですが、たかが使い捨てライターのことです。

原因を考えたり、火が付きづらいことにイライラするくらいなら、新しいのを買ったほうがいいと私は思ったので。

Mさんの気持ちに共感ができなかったのです。

これも男女差なのでしょうか?

それとも、Mさんと私の感覚があってないだけないのでしょうか?

どちらかははっきりしないですが、ちょっと反応に困った出来事でした。



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