すごく嬉しい

よく考えたら、その日はクリスマスの3日前で。

翌日、彼は娘さんと会うという話だったので。

実質的には、その夜が彼とのクリスマスということになります。

でも、お買い物に行った段階で、私は全然そのことに気づいていなくて。

晩ごはんのメインをスペアリブのオイスターソース煮込みにしたものの。

あとは、お味噌汁にきゅうりのキムチソース和えという割と普通の晩ごはんにしてしまっていました。

それでも、彼は大皿に乗ったスペアリブのオイスターソース煮込みが気に入ったようで。

まずご飯でスペアリブを食べたあとに、残ったソースが勿体ないといって。

さらにご飯をおかわりして、スペアリブ丼にして食べてくれました。

そして、晩ごはんが終わったあと。

「あんちゃん、ブランケットって持ってたっけ?」

彼の質問にちょっときょとんとしながら。

「これもブランケットと言えばブランケットだし」

部屋の中で肩にかけているハーフケットを持って。

「あんまり使ってないけど、こっちにもあるよ」

しまい込まれたままになっているフリースのブランケットを彼に見せました。

「そっかー。でも何枚あってもいいよね」

そう言ってから、彼はいつも持っているリュックを開けて。

中から出した小さな包みを私に手渡してくれました。

透明の袋に入っていたのは、ピンクのフランネルの生地に猫がたくさんプリントされてるブランケットです。

「何にもないのもあれかなと思って」

ついさっき、何にもあげる余裕がないと言っていたのに。

「ありがとう。すごく嬉しい」

早速私はその猫のブランケットを自分の膝の上に乗せてなでました。

見た目もかわいいし、手触りも柔らかくて暖かいです。

「手袋とかも考えたんだけど、好みわからないから」

「これって雑貨屋さんで買ったの?」

「そうだよ。あんちゃん猫好きだから、いいかなって思って」

彼ひとりで雑貨屋さんに入って、選んで買ってくれたんだと思うと、想像できるようなできないような、です。

「私、何も用意してなかったよ。ごめん」

クリスマスにパートナーとプレゼントの交換をしたことがなかったので。

全然意識していませんでした。

「気にしなくていいよ」

「手袋とかマフラーはあまりつけないのよね?」

改めて何かと思ったのですけど。すぐには思いつきません。

「持ってることは持ってるけど、すぐに外しちゃうんだよね」

「そっかー・・・」

これまでパートナーへのプレゼントは、好みにあわなかったり使わなかったりするのもイヤなので、欲しいものを直接訊いてしまうことが多かったのですけど。

次のバレンタインには、こっそりサプライズプレゼントを準備しようと思います。



ランキングに参加しています。
お気に召したら、ぽちっとお願いします(*_ _)ペコリ
にほんブログ村 バツイチの恋愛
にほんブログ村 50代の恋愛